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WordPressでSEO強化するには?基本概念と具体的な設定方法

世界中のサイトで使われているCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)、WordPress。
2020年2月現在、全てのWebサイトのうち35.9%がWordPressで構築されたサイトだと言われています。(出典:W3Techs)

WordPress

WordPressをはじめとしたCMSを使えば、高度なWeb制作知識を持たなくても簡単にサイトを制作することができます。
しかし、SEOに強いサイトを作ろうとした場合、何も考えずにサイトを作るだけでは決して上手くはいきません。

当記事では

・これからWordPressでしっかりSEOをやっていきたい初心者の方
・WordPressサイトを運用しているけど、実際SEOに向いているの?デメリットはないの?と不安な方

に向けて、長年WordPressとSEOに携わってきたプロフェッショナルの立場から詳しく解説します。

参考:全研本社株式会社コミュニケーションプロダクツ事業部とは?

我々は多数の企業サイトのSEOを成功に導いてきた実績と経験がございますので、特に企業のWebご担当者様は必見です!

0.SEOを取り巻く現状 & WordPressはSEOに向いてるの?

前段として、そもそも今のSEOを取り巻く状況はどうなっているのかを説明しておきます。

Googleは検索結果をとにかく有益なものにするため、日々アルゴリズムをブラッシュアップしています。
アルゴリズムを逆手に取り不当に検索順位を上げようとするスパム行為や検索上位に値しない低品質なコンテンツを取り締まり、本当にユーザーの役に立つコンテンツが正当に上位表示されるよう進化を遂げてきました。

脳のアイコン

今ではRankBrainという人工知能システムやBERTという自然言語処理技術も取り入れられ、ユーザーの検索心理や各コンテンツに書いてある内容をGoogleは深く理解できるようになっています。
つまり、小手先のテクニックで簡単に検索順位を上げることはほとんど不可能になってきているのです。

以上のことから、SEOを考える上でまず大前提となるのは、「ユーザーにとって有益なコンテンツやサービス内容が存在すること」なのは間違いありません。

ユーザーのアイコン

しかし、SEOにおける判断を下すのは、あくまでもGoogleのアルゴリズム、つまりロボットです。
たとえ良質なコンテンツが用意されていたとしても、何らかの設定不具合が生じ、ロボットにうまく読み込んで貰えなかったり、Googleの検索結果に登録されなかったりすれば、いくら検索してもそのコンテンツが検索上位に出てくることはありません。
また、人間の目から見て同じくらい内容の良いコンテンツ同士が競い合う場合、そのコンテンツの良さがロボットにとっても伝わりやすい方がSEOでは有利になります。

ロボットのアイコン

良いコンテンツを用意することはもちろん前提ですが、そのコンテンツをロボットにも100%評価して貰うために、テクニカルなSEO設定も未だ欠かせないのです。

結局のところ、WordPressでSEOってどうなの?

では、上記のようなSEOをしっかりと実行していくにあたって、果たしてWordPressで大丈夫なのでしょうか?

結論から申し上げると、WordPressはSEOに向いています。
しかし、「ただWordPressを使うだけでSEOに有利」ということは決してありません。

WordPressがSEOに向いていると考える理由は以下の通りです。

柔軟にサイトをカスタマイズでき、プラグインや情報も非常に豊富

仕様上どうしても変更できない箇所がSEOのネックになってしまうCMSも存在しますが、WordPressは非常にカスタマイズの幅が広く、SEOを行う上でシステム的な制約が致命的なネックになるケースは非常に少ないです。
また、世界一使われているCMSだけあって、カスタマイズ用のプラグインや書籍やWeb上におけるノウハウも非常に豊富です。

直観的な操作で、記事の作成・URLの変更・削除などをGoogleに正しく伝わる形で実行してくれる

記事の投稿はもちろんのこと、URLを変更した場合は自動的に旧URLから新URLに転送がかかるよう設定してくれたり、記事を削除したり非公開したりした場合は「このURLは存在しません」ということを正しい形で検索エンジンに伝えてくれます。
当たり前のことのように思えますが、こういった設定が出来ていないためSEOが上手くいっていないサイトも世の中には多くあるのです。

Googleが直々にWordPressの開発支援をしている

世界で最も使用されているCMSであるWordPressサイトが良くなることでWebの世界全体がより良くなるという考えのもと、Googleは積極的にWordPressの開発支援をしています。
実際にGoogleがWordPressのエキスパートをエンジニアとして雇ったり、Google公式のWordPressプラグインをリリースしたりしており、Googleの思想と同じ方向に進んでいるCMSと言えるのです。

決して「WordPressサイトをSEOでも優遇する」ということはありませんが、SEOを実行するためのWordPress環境は今後もGoogle支援のもと整っていくことでしょう。

つまり裏を返せば、「正しい知識と最低限の技術をもって能動的に施策しなければ、WordPressであろうとSEOに強くなるわけではない」ということです。

脳のアイコン

また、WordPressに対しては以下のようなネガティブイメージもよく聞かれます。

・SEO以前にセキュリティ面の不安がある
・テーマやプラグインの更新が面倒くさい
・デザインに限界があり、凝った見せ方が出来ない

どれもあながち間違いとは言い切れませんが、いずれも解決可能です。

セキュリティに関しては、WordPressが特別に脆弱ということはありません。
「あまりにもメジャーなCMSであるが故に、ハッキングの標的にされやすい」というのが正しい解釈です。
人気者の宿命とも言えそうですが、その分しっかりとセキュリティ対策を講じておけば大丈夫です。

詳しくは、「8.セキュリティを万全にしよう」の項目で解説します。

テーマやプラグインの更新に関しては、上記のセキュリティ面を考慮すると確実に行うべきです。
しかし、便利だからと言ってプラグインをたくさん入れていると、毎日のように何かしらの更新をしなければいけなくなることもあります。
また、1つのプラグインを更新するにしても、それによって不具合が生じないかどうか確認してから実行する必要もあり、非常に煩雑な作業になります。

それでもサイトの安全のために労を惜しまず更新するべきと言えばそれまでですが、テーマやプラグインを独自に開発したりカスタマイズしたりすることで、更新の煩雑さを軽減させることもできます。

デザインについても、出来合いのテーマを使うだけの場合はもちろん限界があります。
しかし、WordPressの場合は自前でテーマを作成することも可能なので、やろうと思えばどこまでも自由にデザインでき、ほとんど限界はないのです。

独自のプラグインやテーマの追求となると非常に高度な知識や技術が必要になるため、初心者の方はプロに依頼するのがおすすめです。
お困りの方はぜひWordPressとSEOのプロフェッショナルである我々にご相談ください

ユーザーのアイコン

前置きが長くなりましたが、基本さえ押さえればWordPressで充分にSEOできることはお分かりいただけたでしょうか。
ここからは、まず押さえておくべき基本的なWordPressのSEO設定を具体的に解説していきます。

1.Google SearchConsoleとGoogleアナリティクスに登録しよう

SEOを考える上で、Google SearchConsoleGoogleアナリティクスへの登録は必須です。

どちらも、Googleが無料で提供するツールです。

Search Consoleとは?

SearchConsoleでは、自分のサイトがGoogle検索でどれくらいクリックされているか、どのようなキーワードから流入していて、何位くらいなのか等、SEO状況を一通り把握することができます。

また、ページがGoogleにちゃんと認識されているか確認できたり、Googleからの通知事項を受け取ったりすることもでき、SEOを考えるのであればSearchConsoleは切っても切り離せないツールなのです。

WordPressのサイトをSearchConsoleに登録する場合、「All in One SEO Pack」というプラグインを使うのが簡単です。

具体的な登録方法は以下の記事で説明しているので、併せてご参考ください。

Google Search Console への登録方法って?

Googleアナリティクスとは?

Googleアナリティクスの行動フロー機能

SearchConsoleが「サイトに入ってくるまで」を分析できるツールだと捉えた場合、「サイトに入ってきた後」を分析できるツールがGoogleアナリティクスです。

SearchConsoleはGoogle検索に関するデータに限定したツールですが、アナリティクスはYahoo!やBingなどGoogle以外の自然検索流入状況や、広告やSNSなど自然検索以外の流入状況も確認できるツールです。
SEOを特に考えていなくても、アクセス解析ツールとしてアナリティクスは入れているというサイト運営者の方も多いでしょう。

アナリティクスの場合、基本的に「どのような検索キーワードで流入しているか」「順位は何位か」という情報は見ることが出来ませんが、自然検索で流入したユーザーのコンバージョン数(率)や離脱率、滞在時間など、詳しいセッション状況を見ることができます。

前述の通り、Googleは「ユーザーにとって有益なページかどうか」に重きを置いてコンテンツを評価しているため、ただ順位や流入数を確認するだけではなく、「流入してきたユーザーが本当に満足してくれているか」、アナリティクスを活用して分析することもSEOでは非常に重要なのです。

アナリティクスに関しても、WordPressでは「All in One SEO Pack」を使って登録することができます。
以下の記事で詳しく説明しているので、こちらも是非ご参考ください。

Googleアナリティクスの登録・設定はどうすればいいの?

「1.SearchConsoleとGoogleアナリティクスに登録しよう」のまとめ

Google SearchCosnoleとGoogleアナリティクスの登録をすることでひとまずSEOを行うための最初の準備が整いました。ようやくスタート地点です。これらツールを使ってSEO施策の効果検証を行っていくこととなります。

各種ツールの使い方などは下記ページも参考にしてください。
Googleアナリティクスはどうやって使うの?
最新版Google Search Consoleの使い方って?

ここから、SEOの基本概念とWordPressの設定方法を解説していきます。

企業のWebサイトご担当者様、以下のような課題をお持ちではありませんか?

  • 「SEOの基本概念は分かっているけど、うちのサイトの場合は具体的にどうすれば良いか分からない」
  • 「出来ることはやっているつもりだが、中々SEOの結果が出なくて困っている」

WordPressサイトのSEOにお困りでしたら、WordPress × SEOのプロフェッショナルである我々にぜひお気軽にご相談ください。
お問い合わせはこちら

2.インデックス状況を最適化しよう

Googleはクローラーと呼ばれるロボットを駆使し、無数に存在するあらゆるWebページを常に探査(クロール)しています。
クローラーがページを発見し、Googleのデータベースに保管(インデックス)されることで、そのページは検索に表示されるようになります。

しかし、場合によってはGoogleにクロールやインデックスをして欲しいのにされていない、また、意図しないページがインデックスされてしまっている、というケースも起こり得ます。

まず、初歩中の初歩としてWordPressで確認しておきたいのは、「設定」>「表示設定」メニューにある「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックが入っていないかどうかです。

インデックス設定

この設定にチェックが入っていると、いくら頑張ってコンテンツを作ってもGoogleにはインデックスされず、検索にも出てこなくなるので注意が必要です。

noindexタグの設定

前述のように、Googleはとにかく「ユーザーに有益なページ」を評価します。
一方で、ユーザーに価値をもたらさないページやオリジナリティのないページは「低品質」と見なし、SEOにおいても低く評価します。

低品質と見なされたページの検索順位は当然上がりません。
それだけではなく、「あまりにも低品質ページが多いサイト」とGoogleに判断されてしまった場合、サイト全体のSEO評価が下がってしまうこともあります。
つまり、他に良いコンテンツがあったとしても、サイト内に低品質ページが多すぎることで、良いコンテンツの足を引っ張ってしまうケースがあるのです。

そうならないためにも、低品質なページやオリジナル性のないページの整理はSEOにおいて非常に重要です。

内容の薄いコンテンツは他のコンテンツと統合したり、追記して情報を充実させたり、どうにもならない場合は削除したりします。
統合も追記も削除もできないページには、「noindexタグ」を設定します。
noindexとは、Googleのロボットに対して「このページはインデックスしないでね」と指示するためのタグです。
noindexを設定することで検索には出なくなり、SEOの評価対象からも外れるため、低品質扱いによるマイナス評価も回避することができます。

WordPressにおいてnoindexを設定したページ郡として下記があげられます。

  • 日付アーカイブページ
    月別で投稿記事の一覧が表示されるURL。
    2020年3月だった場合、 domain.com/2020/03/ といったURL形式になる。
  • タグページ
    tagで設定した投稿記事が表示されるURL。
    「test」というタグが設定された記事がある場合、domain.com/tag/test といったURL形式になる。
  • 検索結果ページ
    WordPressの標準機能としてパラメータ「s」を使うことで記事の検索を行うことが出来る。
    domain.com/?s=test といったURL形式になる。

これらのページは特定の切り口で投稿記事を一覧表示させるもののため、他ページと重複した内容になりやすく、Googleには「有益ではないページ」と見なされやすいため、noindexを設定することをおすすめします。

WordPressでnoindexを設定する方法はいくつかありますが、「All in One SEO Pack」プラグインを使う方法が簡単です。
「一般設定」メニューに「Noindex設定」という項目があるので、そこで以下のようにチェックを入れることで「アーカイブページ」「タグページ」「検索結果ページ」のnoindexが設定されます。

noindex設定方法

念のため、ページのソースコードも確認してみましょう。
noindexを入れたいページ内に以下の記述があれば、noindexが設定されていることになります。

noindexタグ

個別のページにnoindexを設定する場合も、「All in One SEO Pack」を入れていれば記事の編集画面下部に以下のメニューが表示されるので、「NOINDEX」の項目にチェックを入れるだけで完了です。

投稿ページnoindex設定

canoncalタグの設定

noindexとは別に、「canonical」というタグを活用する必要があるケースもあります。
canonicalタグとは、「このページの正規のURLはこっちですよ」というメッセージをGoogleのロボットに伝えるためのものです。

例えば、下記のように同じ内容のページが複数のURLで発生するケースは多々あります。

  • 同じ記事を複数媒体に転載している場合
  • 対象ユーザーや流入経路の違いによって同じコンテンツが別々のURLで存在する場合
  • アクセス解析用などのパラメータ有無によって同じ内容のページが複数URLで発生する場合
  • ECサイトにおいて同じ商品一覧ページの並び順違いでURLが複数に分かれている場合

そうした場合に、そのページを代表するURLに向けて、各派生ページから「正規URLはこちらですよ」という風にcanonicalを指し示すことで、GoogleはどのURLを評価すればいいのか理解することができ、評価が割れたり、意図しないURLが検索に出たりすることを防げるのです。

canonical設定例

・代表URL:https://example.com/aaa
・派生URL:https://example.com/bbb

→派生URLのheadタグ内に、以下コードを記述。

<link rel="canonical" href="https://example.com/aaa">

これで、Googleはbbbではなくaaaが正規のURLであると理解することができます。

WordPressでcanonicalを設定する場合は、「All in One SEO Pack」の「Canonical URL」と「カスタムCanonical URLを有効化」にチェックを入れます。

canonical設定方法

すると、記事の編集ページの下部メニューに「カスタムCanonical URL」という枠が表示されるようになるので、正規URLとして指定したいページのURLをhttps(http)から入力します。

カスタムcanonical

これで、canonical設定は完了です。

ページの削除・統合

不要になったページや低品質なページを削除する場合、WordPressではページを「非公開」にするか「ゴミ箱に移動」すれば、そのページは「404 not found」になり、ユーザーにもGoogleのロボットにも「今は存在しないページ」だと伝えることができます。

非公開設定

ページを削除するだけであればこれで問題ありませんが、2つ以上のページを統合する場合は注意が必要です。

例えば、ページAの内容をページBに集約し、最終的にBの1URLにまとめる場合、よくありがちなパターンとして、ページ統合後にAのURLを「削除」してしまうケースがあります。
一見、統合後のBのURLしか表示されなくなるので問題ないように思えますが、これではGoogleのロボットはページが統合されたことを理解できず、ただ単純にAのページはなくなったものと判断します。
せっかく今までAのページに蓄積されてきていたSEO評価も、ページを削除してしまうと全て消えてなくなってしまうのです。

AのSEO評価をきちんと統合先のBにも引き継ぎ、ページが統合されたことをGoogleにも理解して貰うためには、「301リダイレクト」を設定する必要があります。
この設定を行うことで、AのURLにアクセスすると自動的にBのURLに転送されるようになります。
ユーザーに対しても「ページがなくなりました」とだけ伝えるより統合先のURLに転送してあげた方が親切と言えるでしょう。

リダイレクトは基本的にサーバー側で設定をするため、Apacheサーバーであれば.htaccessにリダイレクトのコードを記述する方法が一般的です。

ただ、WordPressでは「Redirection」というプラグインを使えば簡単にリダイレクトを設定することができます。
インストールすると、WordPress管理画面の「ツール」内に「Redirection」の設定メニューが表示されるようになります。
初回は「基本セットアップ」という画面が表示されるので、セットアップを進めます。
後から設定変更することも可能なので、チェックは入れても入れなくても問題ありません。

基本セットアップ

セットアップが完了したら、「新しい転送ルールを追加」という項目でリダイレクトを設定することができます。

新しい転送ルール

「ソースURL」にリダイレクト元のURLを、「ターゲットURL」にリダイレクト先のURLを記載し、「転送ルールを追加」すればリダイレクト設定が完了します。

XMLサイトマップの作成・送信

Googleにクロール、インデックスして欲しいページを正確かつ迅速に伝えるためには、XMLサイトマップを活用します。

XMLサイトマップとは、サイト内にあるURLをGoogleに伝えるためのリストで、Googleのロボットはこのリストを参考にして、クロールやインデックスするべきURLを判断していきます。
検索から流入して欲しいURLは漏れなくXMLサイトマップに記載してGoogleに伝えるようにし、不要なURLや存在しないURLが誤ってXMLサイトマップに記載されないようにする必要があります。

WordPressの場合は、「Google XML Sitemaps」というプラグインがおすすめです。
このプラグインでは、ページを作成したり更新したりするたびにXMLサイトマップを自動的に更新してくれるため、わざわざ手動でXMLサイトマップを更新する手間がなくなります。
インストール後、WordPress管理画面の「設定」内に「XML-Sitemap」というメニューが表示され、そこで細かい設定をすることが可能です。
ただ、「よく分からない」という場合は初期の設定のままで問題ありません。

XMLサイトマップ設定

また、XMLサイトマップを生成したあとは、Search ConsoleにもXMLサイトマップのURLを送信します。
そうすることで、GoogleもそのサイトのXMLサイトマップがどれなのか理解でき、XMLサイトマップに記載されているURLのうち実際にインデックスしているURLや、XMLサイトマップに記載されていないのにインデックスされているURLなどもSearch Consoleで管理できるようになります。

まず、「Google XML Sitemaps」管理画面の「あなたのサイトマップのインデックスファイルのURL」で自分のサイトのXMLサイトマップのURLを確認します。

サイトマップURL確認

そのURLを、Search Console「サイトマップ」メニュー内の「新しいサイトマップの追加」に入力し、送信します。

サイトマップ送信

これで、XMLサイトマップの送信は完了です。

「2.インデックス状況を最適化しよう」のまとめ

noindex、canonical、ページの削除、301リダイレクトの設定手順などをみてきました。これらを正しく設定することで作成したページが適切にクロール・インデックスされる体制を整えることができます。
あとは、ユーザーのために有益なコンテンツをどんどん作っていきましょう。

企業のWebサイトご担当者様、以下のような課題をお持ちではありませんか?

  • 「サイト内のページがどうしてもインデックスされず、原因が分からない」
  • 「サイトに対するGoogleからの評価が低いため、何とか評価を高めていきたい」

WordPressサイトのSEOにお困りでしたら、WordPress × SEOのプロフェッショナルである我々にぜひお気軽にご相談ください。
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3.サイト構造を整えよう

サイト内に存在する各ページはお互いにどのような関係性で、どういう風に繋がっているのか、このページはサイト内でどういう位置に属しているのか。
上記のようなサイト構造をしっかり整理し、明確に伝えることは、ユーザーに対してもGoogleのロボットに対しても非常に重要です。

サイト構造には、大きく分けて「ディレクトリ構造」と「内部リンク構造」の2つがあるとイメージしてください。

サイトマップのアイコン

ディレクトリ構造とは、サイトに存在する各ファイル(ページ)がそれぞれどのフォルダ(ディレクトリ)に格納されているかということです。
つまり、ディレクトリ構造は、URL構造に反映されます。

例えば、当サイト「SEO管理ツールを知ろう」の場合、/seo-column/というディレクトリの中に、更に/how-to-seo/などカテゴリ別に小分けにされたディレクトリがあり、その中に各コラムページが格納されています。
その結果、コラムページのURLは以下のような形になります。
“https://tool.seo-lounge.jp/seo-column/how-to-seo/anchor-text/”

リンクのアイコン

内部リンク構造とは、ディレクトリ構造がどうなっているかにかかわらず、各ページ同士が実際にどのようにリンクで繋がっているかということです。

Googleは、基本的に内部リンク構造を主な判断軸としてサイトの構造を捉え、SEO評価をします。

極端な話、ディレクトリ構造があまり整理されていなくても内部リンク構造が完璧であればSEOでも一定の評価を得ることができ、反対にディレクトリ構造がきっちりと整理されていても内部リンク構造が破綻しているとSEOはうまくいきません。
しかし、ディレクトリ構造が内部リンク構造とあまりにも不一致だったり、サイトのどの位置に属するどんなページなのかがURLを見ても全く分からなかったりすると当然ユーザーは混乱しますし、そのようなサイトはやはり「良いサイト」とは言い難いでしょう。

ユーザーにとって本当に有益なサイトがSEOでも評価されやすくなると考えると、やはりディレクトリ構造も内部リンク構造もしっかりと整理されていることが理想的なのは間違いありません。

縦のリンクと横のリンク

サイト構造を明確化する上で、手っ取り早く、なおかつ重要な役割を果たすのが「パンくずリスト」です。

パンくずリスト

現状、多くのWordPressテーマでパンくずリストはデフォルトで設定されているため、新しく何かを設定する必要はないケースも多いでしょう。

パンくずリストが設定されていない場合には、「Breadcrumb NavXT」というプラグインがおすすめです。
詳しい設定等は割愛しますが、インストール後、以下のコードを記述することで、パンくずリストが表示されるようになります。

<div class="breadcrumbs">
<?php if(function_exists('bcn_display'))
{
bcn_display();
}?>
</div>
※このプラグインのデフォルトのパンくずのマークアップ形式が RDFa 形式です。JSON-LDが推奨のため修正する必要があります。
※詳しくは「5.ロボットも理解できるようコーディングしよう」も参考に。

 

内部リンクにおいては、パンくずリストなどページ同士の親子関係を明確化するリンク(縦のリンク)と共に、同じカテゴリに属するページ同士や、関連するページ同士のリンク(横のリンク)も大切です。

関連するページ間を回遊するにあたって、一度上層のページに戻ってから移動するのではなく、今いるページから関連するページへ直接移動できるようにし、回遊性を高めるのです。
ブログ形式のサイトでよくあるのは、「関連記事」「こちらの記事もおすすめ」のようなレコメンド式のリンクです。

関連記事

パンくずリストと同じく、こちらも最初から機能が備え付けられているWordPressテーマは多いですが、プラグインを使う場合は「Contextual Related Posts」や「Jetpack Related Posts」がおすすめです。
いずれも難しい設定は特に必要なく、簡単にレコメンドを表示させることができます。

ナビゲーションリンクの設定

サイト全体に共通する内部リンクとして、グローバルナビやフッターリンクなどのナビゲーションリンクは非常に重要です。
特にグローバルナビはGoogleのロボットも「このサイトで最も主要なページへのリンク」として認識するため、厳選して設定する必要があります。

ナビゲーションリンクの設定方法はWordPressのテーマによっても異なりますが、基本的には「外観」>「メニュー」から設定します。

ナビゲーションリンク

「メニュー設定」には「このメニューに新しいトップレベルページを自動的に追加」という項目がありますが、内容をしっかり厳選すべき主要なナビゲーションリンクにおいてはチェックを入れないことを推奨します。

パーマリンクの設定

WordPressにおけるディレクトリ構造(URL構造)の整理は、「設定」>「パーマリンク設定」メニューで行います。

「パーマリンク」とは、「パーマネント(永続的な)リンク」の略です。
つまり、そのページにおいて不変の固有URLということです。

SEOにおいて、Googleはページ内容とURLを紐付けて認識するため、1つのページでURLがコロコロと変わってしまうと、そのページのSEO評価を定めることができなくなってしまいます。

URLを見ればそのページのカテゴリや内容が分かるようにし、不変のURLとして長く運用していくことを考えると「基本(デフォルト)」「日付と投稿名」「月と投稿名」「数字ベース」はあまりおすすめできません。

パーマリンク設定

投稿名(スラッグ)を分かりやすい文言に設定する前提で、「投稿名」をパーマリンクにするか、サイト構造によっては上記の例のように/カテゴリ名/投稿名/という形もおすすめです。

「3.サイト構造を整えよう」のまとめ

サイト構造の土台がしっかりと整えば、サイト内のコンテンツも適切な評価を受けやすくなります。
自分がユーザーになったつもりで実際にサイトを使ってみながら、日々サイト構造をチューニングしていきましょう。

企業のWebサイトご担当者様、以下のような課題をお持ちではありませんか?

  • 「サイト構造を根本から見直したいが、どのように進めれば良いか分からない」
  • 「サイト内部の修正を進めていきたいが、手が足りずに中々進められない」

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4.タイトルタグとmeta descriptionを最適化しよう

自分のサイトが検索結果に表示された際、いかに検索ユーザーの目を惹きクリックして貰うかという点において、タイトルタグとmeta descriptionの最適化は欠かせません。

タイトルタグはクリック率を大きく左右するだけではなく、Googleがページの内容を判断・評価する上でも参考にするため、検索順位にも寄与します。
そのため、タイトルタグは特に真剣に考え、最適化を追求していく必要があります。

WordPressの場合、初期状態ではTOPページのタイトルタグが「サイト名|キャッチフレーズ」、各記事ページのタイトルタグが「記事タイトル|サイト名」という形式で設定されています。
この状態でもページ内容が分かりやすく魅力的に記載できれば問題はないのですが、TOPページはサイト名とキャッチフレーズという形式に縛られると柔軟性に欠けますし、記事ページにおいてもサイト内に表示させる記事タイトル(H1見出し)とタイトルタグを別々にしたくても初期状態ではできません。

タイトルタグに1つ1つこだわって追求していく場合は、「All in One SEO Pack」プラグインを使い、個別にしっかりと設定すると良いでしょう。

TOPページの場合は、「All in One SEO」>「一般設定」メニューの「ホームタイトル」にタイトルタグを設定します。

ホームタイトル設定

記事ページの場合、記事の編集ページの下部で個別にタイトルタグを設定できます。

記事タイトル設定

meta descriptionは、主に検索結果画面のスニペットに採用されます。
(Google側の判断でmeta description以外の文章を採用することもあります。)

スニペット

meta description内に書かれている内容は、タイトルタグとは違い、検索順位には一切影響しません。
しかし、検索結果のスニペットに採用された場合はクリック率を左右する要素になるため、meta descriptionを最適化しておくこともSEOには欠かせない施策の1つなのです。

設定は、タイトルタグと同じように「All in One SEO Pack」を使って簡単にできます。
TOPページは「ホームディスクリプション」、記事ページは「説明」の欄にmeta descriptionを記載します。

文字数に関して、「All in One SEO Pack」はタイトルタグが60文字、meta descriptionが160文字を目安として説明していますが、全角日本語の場合は1文字あたりの面積が大きいため、タイトルタグの主要部分は30文字前後で記載すると検索結果画面でも切れたり改行されたりせずに表示され、meta descriptionの場合も100~110文字程度ならスニペットにも全文字収まりやすくなります。

「4.タイトルタグとmeta descriptionを最適化しよう」のまとめ

タイトルタグとmeta descriptionの基本はこれでバッチリです。
あとは実際のクエリやページ単位でクリック率を見ながら、PDCAを回していきましょう。

企業のWebサイトご担当者様、以下のような課題をお持ちではありませんか?

  • 「どんなタイトルタグやmeta descriptionにすればSEOに有利になるのか分からない」
  • 「各ページのタグ設定を1つ1つ管理していられず、放置してしまっている」

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5.ロボットも理解できるようコーディングしよう

冒頭で述べたように、Googleのアルゴリズムはどんどん高度に発達しており、非常に正確に言葉の意味や文章の内容を理解できるようになってきています。
しかしながら、結局のところは人間が目で見ているのではなく、ロボットが全て判断をしているので、ロボットでも理解しやすいよう補助するような設定やコーディングは依然として必要とされています。

構造化データの設定

各ページ内に記載されている要素が指し示す意味を正確にロボットへ伝えるための手法として、「構造化データ」というものがあります。
構造化データとは、あらかじめ制定されたルール(※1)に基づき専用のタグをマークアップする(※2)ことで、単なるテキストの集合体ではなく、そのテキストが持つ意味をロボットに伝える手法です。

※1「あらかじめ制定されたルール」には様々な種類がありますが、当記事では最もメジャーな「schema.org」を前提に説明します。
※2「タグをマークアップする」方法にも種類がありますが、こちらはGoogleも推奨している「JSON-LD」というマークアップ方法を例に説明します。

Googleはこの構造化データをサポートしており、構造化データをマークアップしておくことで、ロボットが正確にコンテンツの内容を把握しやすくなるだけではなく、マークアップ内容によっては検索結果画面に特別な表示をさせることもできます(リッチリザルト)。

リッチリザルトの例

【レビュー】
レビュー

【イベント】

イベント

【FAQ】

FAQ

 

上記のようにリッチリザルトが出る構造化データの場合、その構造化データに対応したコンテンツ(レビューの元データ、イベント情報、よくある質問と回答など)が存在する必要がありますが、企業のサイトであれば「組織」の構造化データはマークアップしておくと良いでしょう。

以下のコードを、TOPページや会社情報ページなど会社の情報が記載されているページにマークアップすることで、構造化データの設定が完了します。
headタグ内でもbodyタグ内でも、どちらでも大丈夫です。

<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "Organization",
"image": [
"イメージ画像のURL"
],
"@id": "サイトのURL",
"name": "会社名",
"address": {
"@type": "PostalAddress",
"addressCountry": "国",
"addressRegion": "都道府県",
"addressLocality": "市区町村",
"streetAddress": "市区町村以降の住所",
"postalCode": "郵便番号"
},
"telephone": "電話番号"
}
</script>

マークアップが完了したら、構造化データテストツールを使ってエラーが出ていないか確認しましょう。

構造化データテスト

画像のalt設定とファイル名設定

画像もコンテンツの一部として非常に重要な役割を果たしますが、Googleのロボットは画像のURLだけでは何の画像なのか理解することができません。

そこで設定するのが、「altタグ」です。
altタグに画像の説明を簡潔に記載することで、Googleも画像の内容を理解することができるようになります。

altタグ

WordPressでは記事編集ページ内で簡単に画像のaltを設定できるようになっていますが、「メディアライブラリ」で各画像の「代替テキスト」をあらかじめ設定しておけば、記事に画像を挿入すると自動的に「代替テキスト」がaltタグとして挿入されるためおすすめです。

alt設定

また、画像のファイル名も、極力分かりやすい文言で設定することをGoogleは推奨しています。
「001.png」など適当なファイル名のまま画像をアップロードしてしまいがちですが、ページのURLと同じように、画像の内容を反映したファイル名を設定することが望ましいです。

画像の「タイトル」に関しては、SEOへの影響度はほとんどないため、必要に応じて適宜設定するようにしてください。

「5.ロボットも理解できるようコーディングしよう」のまとめ

Googleは今後も言葉の意味を深く理解するよう進化していきます。
今のうちから構造化データなどロボット向けの設定もしっかりと充実させておきましょう。

企業のWebサイトご担当者様、以下のような課題をお持ちではありませんか?

  • 「自サイトにはどんな構造化データが適切なのか分からず、設定できていない」
  • 「ロボットにも親切なコーディングノウハウが全くなくて困っている」

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6.モバイル対応をしっかりしよう

スマートフォンが普及した現代では、Webユーザーの大多数はモバイルを通じてサイトにアクセスしています。

そんな中、Googleは2018年3月に「モバイルファーストインデックス(MFI)」の導入を開始しました。

従来、Googleはデスクトップ版のサイト内容をもとにデスクトップでの検索順位もモバイルでの検索順位も判断していました。
しかし、同じサイトでもデスクトップ版とモバイル版で内容が異なったりコンテンツ量に差があったりするケースは多々あります。
にもかかわらず、そのようなサイトが「デスクトップでは問題ない」ということで、モバイルでの検索結果にも上位表示されてしまうと、モバイルの検索ユーザーにとっては快適な検索体験が阻害されてしまうことが問題でした。

そこでGoogleはMFIを導入し、デスクトップでの検索順位もモバイルでの検索順位も、モバイル版のサイト内容をもとに判断されるよう切り替えたのです。

MFIは全てのサイトに一気に導入されるのではなく、準備ができたサイトから順次導入されています。
そのため、依然としてMFIではないサイトも存在しますが、2020年2月現在では世の中の大半のサイトがMFIに移行済となっています。
つまり、現在は「モバイルで閲覧するユーザーにとって良質なサイトかどうか」(モバイルフレンドリーかどうか)がSEOを考える上でも非常に重要なのです。

ちなみに、自分のサイトがモバイルフレンドリーかどうかは、Search Consoleの「モバイルユーザビリティ」という項目でチェックすることができます。

モバイルユーザビリティエラー

この項目で、モバイルフレンドリーではないページの数、該当ページのURL、理由(テキストが小さすぎる、クリック要素同士が近すぎるなど)を確認できるので、1つ1つ修正をしていきましょう。

また、ページ単位でピンポイントに確認する場合は、「モバイルフレンドリーテスト」を使用しましょう。

WordPressの場合は、「レスポンシブウェブデザイン」(デスクトップもモバイルも1つのソースコード)で構築されているテーマがほとんどですので、デスクトップ版とモバイル版で内容が違うということは起こりづらく、MFIに際して問題は起こりづらくなっています。

しかし、デスクトップとモバイルでURLを分けていたり、ファイルを分けていたりする場合は注意が必要です。
コンテンツ内容やリンク構造、metaタグや構造化データなどの差異がないか確認し、差異がある場合は修正していかなければなりません。

もしモバイル対応において深刻な問題が発生している場合、WordPressテーマごと変えてしまうのも1つの手段ですが、何らかの事情でテーマを変えるのが難しい場合、サイトをレスポンシブデザインに対応させてくれるプラグインも存在します。

おすすめは「WPtouch」「WordPress Mobile Pack」です。
上記プラグインであれば、特別なコーディング知識がなくても最低限のモバイル対応は可能になります。

「6.モバイル対応をしっかりしよう」のまとめ

これからも、トレンドは激しく移り変わって行くはずです。
時代の波に置いていかれないよう、常に新しいウェブデザインにアンテナを張っていきましょう。

企業のWebサイトご担当者様、以下のような課題をお持ちではありませんか?

  • 「モバイル対応がしっかり出来ておらず、対応するための余裕もない」
  • 「モバイルに向けたSEOのノウハウがなく、何から進めれば良いか分からない」

WordPressサイトのSEOにお困りでしたら、WordPress × SEOのプロフェッショナルである我々にぜひお気軽にご相談ください。
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7.表示速度を最適化しよう

サイト表示速度の最適化は、SEO云々以前にサイトのユーザビリティを考える上でおさえておくべき要素です。
ただ、SEOという観点においても、表示速度は無関係ではありません。

検索上位に値する内容があることが大前提ですので、表示速度が速ければ順位が上がるというわけではありませんが、Googleは2018年7月に「スピードアップデート」を導入し、モバイル検索において著しく表示速度が遅いページの評価を下げるようになりました。

極端に遅いページにのみ影響するものなので影響範囲は非常に狭いアルゴリズムですが、特にモバイルでは表示速度に問題がないかどうか細心の注意を払う必要があります。

また、スピードアップデートに関係なく、ユーザーにとって有益なサイトを上位表示させるというGoogleの理念を考えると、表示速度が遅くユーザーに不便をかけるサイトは結果的にユーザー行動やサイトの評判を悪くし、回り回ってSEO評価にもマイナスをもたらす可能性は否定できません。

サイトの表示速度がGoogleにどう認識されているかは、Search Consoleの「速度」という機能でざっくりと把握することができます。

速度

ただし、この機能は2020年2月現在では未だ「試験運用版」となっており、十分なデータが溜まっていない可能性もあるため、参考程度にとどめておくようにしましょう。
ページごとの表示速度に関しては、PageSpeedInsightsで診断することができます。

速度診断結果

PageSpeedInsightsでは100点満点で表示速度を判定し、どのような要素が表示速度を遅くしているか抽出してくれます。

速度改善項目

あくまでも一般的にページの表示速度を遅くする要因をピックアップしているため、本当にこれらの要素がそのページの速度を遅くしている要因になっているとは限らないのですが、何から改善していくべきなのか目星をつける上では非常に役に立ちます。

表示速度を改善すると言っても様々なアプローチがあり、サイトによっても遅い原因はそれぞれ異なるため、ここではWordPressにおすすめの表示速度改善方法をいくつか紹介していきます。

画像サイズの最適化

まず、実際にページに表示されている画像サイズよりも大きなサイズの画像がアップロードされていないか確認してみてください。

もし表示サイズよりも大きな画像がアップロードされている場合、必要以上に大きなサイズの画像をわざわざ読み込んで、そこから表示サイズに合わせて縮小されていることになるので、表示速度の観点からはとても非効率的です。
WordPressの場合、1つの画像をアップロードすると、自動的に「大」「中」「サムネイル」というサイズ別の画像ファイルを用意してくれます。

画像サイズ

そもそも必要最低限の画像サイズの状態でアップロードするのが理想ですが、ページに画像を挿入する場合は無闇に「フルサイズ」でアップするのではなく、適切な画像サイズを選んで挿入するようにしましょう。

また、人の目では分からない程度に色数を減らしたり画質を落としたりすることも画像の容量を減らすには有効な手段です。
以下のようにブラウザで簡単に画像を圧縮できるツールもあるので、これらを活用するのも良いでしょう。
https://tinypng.com/
https://compressnow.com/
https://compressor.io/

キャッシュプラグインの活用

キャッシュを有効化することで、何度もサイトにアクセスするユーザーに対しては毎回わざわざデータベースに接続する頻度を減らすことができ、表示を快適にすることができます。

キャッシュを有効化する手段も様々ありますが、WordPressの場合は「WP Super Cache」プラグインの活用がおすすめです。
インストール直後はキャッシュが有効になっていないので、「設定」>「WP Super Cache」のメニューから「キャッシング利用(推奨)」を選択し、「ステータスを更新」します。

キャッシュ設定

これで、キャッシュが有効になりました。

ページ内容を更新しても、キャッシュを残したままになっているとユーザーがページにアクセスしても内容更新前のキャッシュを表示させてしまうため、そういった場合は「キャッシュを削除」するようにしてください。

画像の遅延読み込み

表示速度を遅くする要因として、一般的には画像の読み込みが占める比重が大きいです。
特に画像が多いページの場合は、全ての画像を読み込み終わるまでかなりの時間がかかってしまいます。

「画像の遅延読み込み(lazy-load)」という技術を取り入れると、「スクロールしないと見えない画像は後から読み込む」ようになり、表示速度を改善することができます。

lazy-loadはJavaScriptのライブラリを利用して導入するケースが主流でしたが、遅延読み込みにした画像をGoogleのロボットが読み込めず、lazy-loadはSEOとの相性が悪いと言われていました。

SEOと両立するため、ロボットには画像読み込みさせる方法もいくつか確立されていましたが、そんな中、2019年8月にリリースされたGoogle Chrome 76では、ブラウザの標準機能としてlazy-loadがサポートされるようになりました。

ローディングのアイコン

imgタグの中に「loading=”lazy”」(loading属性)を記述するだけで、バージョン76以降のGoogle Chromeでは画像の遅延読み込みが適用されるようになったのです。
loading属性であればSEOへの悪影響なく遅延読み込みを実現することができます。

そして、このloading属性を自動でimgタグに付加するWordPressプラグイン「Native Lazyload」を2019年9月にGoogleが提供開始しました。

WordPressにこのプラグインを入れることで、自動的に画像が遅延読み込みされるようになります。
loading属性による遅延読み込みはChromeの76以降にしか適用されませんが、それ以外のブラウザにはIntersectionObserverという技術を適用し、loading属性が適用されないブラウザでも、SEOに悪影響のない形で遅延読み込みを実現することができます。

「7.表示速度を最適化しよう」のまとめ

表示速度の改善アプローチは様々ですが、大事なのは体感速度です。
ユーザーがストレスを感じないための工夫を凝らしていきましょう。

企業のWebサイトご担当者様、以下のような課題をお持ちではありませんか?

  • 「表示速度が遅いが、具体的な原因や対処法が分からず困っている」
  • 「SEOに強く表示速度も速いサイトを構築したいが、ノウハウがない」

WordPressサイトのSEOにお困りでしたら、WordPress × SEOのプロフェッショナルである我々にぜひお気軽にご相談ください。
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8.セキュリティを万全にしよう

表示速度と同じように、サイトのセキュリティもSEO云々以前の話ではあります。
しかし、Googleは改竄された有害なサイトを検索結果に出すわけにはいかないため、ハッキングされたサイトやセキュリティ上の致命的な問題があるサイトはインデックスから除外される場合があります。

このような問題が起きていないかどうかは、Search Consoleの「セキュリティの問題」という項目から確認することができます。

セキュリティの問題

念の為、定期的にチェックするようにしましょう。

WordPressが特別セキュリティの弱いCMSというわけではありませんが、世界一使用されているCMSですので、サイトをハッキングしようとする悪者もWordPressの脆弱性を狙うのが最も効率的というわけです。
そういう事情もあって、WordPressの場合は特にセキュリティには気をつける必要があるのです。

WordPressのセキュリティ設定

WordPressでは、以下のポイントに気をつけることをおすすめします。

ログインユーザー名のユニーク化

パスワードを強固にすることはもちろんですが、ログインユーザー名もユニークなものを設定します。

ユーザー名が分かってしまえばあとはパスワードを当てるだけになってしまうため、ユーザー名を簡単に割られないだけでも不正にログインされる確率を大きく下げることができます。
「admin」など誰もが設定するようなユーザー名は避けるようにしましょう。

WordPress本体、WordPressテーマ、プラグインのバージョンアップ

Webの世界では、日々新しい脆弱性が発見されています。
WordPressはバージョンアップを重ね、新しく発見された脆弱性を潰し、ハッキングから身を守るようにしています。

これは、WordPress本体だけではなく、テーマやプラグインにも同じことが言えます。

新しいバージョンが出ているのに更新せず、古いバージョンのまま運用していると、脆弱性を抱えたままの状態になってしまい、ハッキングを受けるリスクも高まることになります。

もちろん、バージョンアップによって今まで問題なかった部分に不具合が出てしまう確率もゼロではないため、テスト環境で問題ないか試すなど慎重に行う必要はありますが、基本的にはバージョンアップは毎回行うようにしましょう。

また、何年もバージョンアップされていないようなWordPressテーマやプラグインは、本当に安全かどうか十分に調べた上でインストールするようにし、使っていない古いテーマやプラグインがある場合は削除するようにしましょう。

セキュリティプラグインの導入

WordPressのセキュリティを強化するプラグイン導入も有効です。

例えば「SiteGuard WP Plugin」を使えば、何度もログインに失敗する場合アクセスを遮断したり、ログイン画面のURLを/wp-admin/以外に変更したり、管理画面へのログインにIP制限をかけたりすることができます。

また、コメント欄があるサイトの場合は、コメントスパムを防ぐため、「Akismet」の導入を推奨します。

「8.セキュリティを万全にしよう」のまとめ

安心してサイトを利用できるよう、万全なセキュリティ設定を講じておきましょう。
また、何かあった時にすぐ気付ける監視体制を作っておくことも大事です。

企業のWebサイトご担当者様、以下のような課題をお持ちではありませんか?

  • 「WordPressの設定を色々と最適化しておきたいが、プラグインなど何が良いのか分からない」
  • 「サイトの更新が滞っており、どこから見直していけば良いのか分からない」

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9.まとめ

以上、WordPressにおけるテクニカルなSEO設定について説明してきました。

まずは魅力的で有益なコンテンツを作り、そのコンテンツが正当にSEO評価されるような土台がしっかりしていれば、きっと検索からの流入は増えていくはずです。
SEOに終わりはありませんが、日々追求と改善を繰り返しながら、ユーザーにもロボットにも好かれるサイトを構築していきましょう。

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