Above

Webサイトを運営していく中で「どれくらいのキーワードで上位表示できるものなんだろう?」と疑問に感じたことはありませんか?

ここでは、1つのサイトにおけるキーワードの守備範囲をどう考えるべきか詳しくお伝えします。

1サイトで上位表示できるキーワード数は無限!

1つのサイトにおけるキーワードの守備範囲について気になっている方は多いはず。

例えば、保険のサイトを作ったとして、病名などでも上位表示できるものなのでしょうか。

また、自動車事故に関する保険において、自動車のメーカー名などでも上位表示できるものなのでしょうか。結論からお伝えします。

物理的には1つのサイトで上位表示できるキーワードに上限はありません。

Wikipediaというサイトをご存知の方は多いでしょう。Wikipediaも1つのサイト……つまり1つのドメインです。

それでも様々なキーワードで上位表示していますよね。つまり、1つのサイトで上位表示できるキーワードに上限はないのです。

ただし、1つだけ注意してほしいポイントは、あくまでも「物理的には」ということ。

Wikipediaは多くのユーザーが編集できる巨大サイトです。1人の力、あるいはチームの力だけではあそこまで大きなサイトは作れないでしょう。それなら、もっと小さなテーマでも、より深く追及したコンテンツのほうが効果的。

つまり、キーワードの守備範囲というのは、Googleが決めるのではなく、サイト運営者の労力が決めているということです。

ユーザーの検索意図を徹底的に考えること!

あなたはどこまでキーワードの守備範囲を広げていきたいですか?

販売促進の機会を増やすために、コンバージョンに直接つながるキーワード以外にも、「○○とは」といった内容も含めて、なるべく広く狙っていきたいことでしょう。

確かにサービス提供側としては、広ければ広いほど機会提供につながるので、どんどん上位奪取したいと思うかもしれません。

しかし、逆の発想をしてみてください。検索ユーザーにとって、需要喚起に結び付くキーワードで検索したとしても、いきなりサービスを紹介しているサイトが出てきたらどう思いますか?

つまり、例えば「エアバッグ△安全性」と検索したときに、「自動車保険なら○○」というサイトが上位表示されたらどう思うでしょうか?

「知りたかった情報はこれじゃないのに……」

と思ってしまうはず。

「エアバッグ△安全性」というキーワードであれば、「エアバッグって急に膨らんで危ないんじゃないの?」や「実際にどれくらい守ってくれるものなの?」などの情報をユーザーは求めていると推察できます。少なくともいきなり「自動車保険に入ろう!」とはならないでしょう。それはGoogleも理解できるはずなので、しっかりとエアバッグの安全性について触れられている記事であれば評価されます。

しかし、その場合、今度は「誰が発信しているコンテンツなのか」ということも大切になってきます。エアバッグの安全性を説明してくれる発信者が、エアバッグ製作メーカーのセカンドオピニオンとしてのエアバッグ研究家だったらユーザーも信用できることでしょう。

つまり、コンテンツは“何を”提示するかだけでなく、“誰が”言うかも大事ということなのです。「そんなことGoogleは理解しているの?」と疑問に感じたかもしれません。

Googleはニューラルネットワークというメカニズムを駆使して文脈や概念、検索意図に至るまで分析し、ニューラルマッチングという技術で大半の検索クエリを理解しています。

自分のサイトの役割と検索ユーザー心理を分析する

結論としては、自分のサイトの役割と検索したユーザーの気持ちを考えた際に、充分なマッチングが考えられるキーワードが守備範囲になるということです。

それをどこまでサイト運用者がキーワードとして捉えられるかがカギになります。つまり、検索キーワードマーケティングの話になってくるわけです。

「検索したユーザーの気持ちを考えてキーワードとして捉えるなんて難しい……」

そう感じたあなた。そのヒントやキーワードの守備範囲について具体的に教えてくれる“何”かが欲しければ、seoLOUNGEに便利な機能があります。

ここから先は会員限定!
無料で会員登録をすると、「SEO管理ツールを知ろう!」の記事を全て読むことができるわよ。続きが気になる方は、会員登録をお願いね。

さちこ先生SEO 管理ツール さちこ先生