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音声検索におけるSEOはどうするべき?

さちこ先生。「Googleにおけるモバイル検索の20%が音声検索になってきている」ということを聞いたんですが、音声検索って今そんなに増えているんですか?

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

そうね。確かに音声検索をするユーザーは増えてきているわ。スマートフォンを使った音声検索はもちろんのこと、最近では音声検索に特化したスマートスピーカー(AIスピーカー)などの商品も有名でしょ?

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はい!知ってます!

……ところで音声検索においてもSEO施策とかってあるんでしょうか?

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

音声検索におけるSEOね!それではここで説明していきましょう。

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まずは音声検索ってなに?

そもそも音声検索というのは、デバイスに対してユーザーが何か声をかけることで欲しい情報を手に入れることができるシステムのこと。

例えば、スマートフォンのマイクスピーカーに向かって「明日の天気はなに?」と音声を投げかけることによって、欲しい情報を通常検索と同じように知ることができるの。

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スマートフォンだったら「Siri」や「Google Assistant」がありますよね。あとスマートスピーカーだったら「Google Home」とか!

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そうね!通常の検索機能にもあるようなユーザーごとのニーズを理解して検索結果を出すことができるわけだけど、これらは総称してデジタルアシスタントとも呼ばれているわ。

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ふむふむ。

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音声検索の需要は今後どんどん増えていくと予測されているのよ。

ちなみに調査会社ComScoreのデータによると、音声検索の市場は2020年までにはすべての検索の約50%を占めるともいわれているの。

参考:Just say it: The future of search is voice and personal digital assistants

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えっ、半分の人が音声検索!?それはすごい。

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音声検索は自宅や車中で使われる!?

それでは実際に音声検索はどのようなシーンで利用されているのでしょうか。
海外では街中で使われることが多い音声検索になりますが、日本において多いのが自宅での利用です。音声検索を利用するユーザーが増えてきているとはいえ、「外出先では使いにくい……」と思っている方も少なくありません。そのため、自宅で使うユーザーが多いわけです。

また、同じ理由として車中で使うユーザーもいます。例えば、「現在地のすぐ近くにあるガソリンスタンドは?」や「近くにあるラーメン屋さんは?」などで検索するユーザーが多いでしょう。

日本人という国民性もあるのかもしれませんが、現状ではまだまだ人前で音声検索をすることに躊躇している方は少なくありません。しかし、今後新たな音声検索機能を搭載したデバイスが登場したり、世間一般的に認知が広まったりすることで、音声検索を利用するユーザーは増えていくことでしょう。

SEOにおける音声検索について

それじゃあ音声検索において上位表示されやすいページから見ていきましょう。

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お願いします!

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実際に「Google Home」を使った1万件の音声検索結果の傾向は以下のとおりよ。

■ページ表示速度はSEO上、大きな役割を果たしてる
■音声検索で表示されるサイトの70.4%がHTTPSサイト
■音声検索クエリの回答には簡潔なものが選ばれている
■構造化データの有無は通常の検索と比べても特出して多いということはない
■オーソリティが高いサイトのほうが採用されやすい(権威性が高い)
■ソーシャルで人気のあるコンテンツが採用されやすい
■titleタグに検索クエリがなかった場合でも採用される
■PCでの検索において上位表示されてるコンテンツが採用されやすい
■強調スニペットに表示されてるサイトが採用されやすい

など。

参考:Voice Search SEO: How to Optimize in 2018より意訳

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ふむふむ。これを見る限り、通常の検索と似たような傾向が音声検索にもあることがわかりますね。あとページの読み込み速度が音声検索のアルゴリズムにおいては重要なんですね!

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そうね。ただし覚えておいてほしいのは、このデータについてはあくまでも“結果”に過ぎないということ。

つまり、相関関係であって因果関係ではないの。例えば、音声検索ではHTTPSページが大半を占めるという結果があったけど、そもそもHTTPSの普及率自体が上がっているからかもしれないでしょ?構造化データに関しても特出して多いことはないものの非常に大事。だからあくまでも参考程度に考えていくといいわね!

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音声検索においてはどのような施策をおこなえばいい?

具体的なSEO施策はどのようにおこなえばいいですか?

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

今のところ音声検索のための施策方法は限られているわ。そのなかでも現段階で取り組むことができる施策についていくつか見ていくわね。

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はい、お願いします!

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

まずさっき見てきた傾向から考えていくと、「ページの読み込み速度」を重視してSEO施策をおこなうことが大事。だからAMP対応にしたり、負荷をかける無駄なリソースを省いたりすることが大切なの。画像やCSSファイルなどのサイズを縮小して負荷を軽減するのもいいわね。

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なるほど!

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

また、当然のことながら構造化データは重要よ!これは音声検索に限ったことではないけど、ユーザーの検索意図に合致した回答を返すことがGoogle の目指していること。ページの内容を Google が理解するためにも構造化データは大切なの。

さちこ先生SEO 管理ツール さちこ先生

はい!通常検索と同じような意識で取り組みます!

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

このほかにもモバイルフレンドリーなサイトにしていくことは必須よ。
音声検索はスマートフォンで利用されることが多いから、スマートフォンからの閲覧に対応していないサイトはよくないわね。

さちこ先生SEO 管理ツール さちこ先生

確かにスマートフォンでの使い勝手は大事ですよね。勉強になります。

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

あとは音声検索の回答はなるべく簡潔な文にすることね。

すごく長い記事だったり、表やリンクの一覧は音声検索の回答として適切ではないといわれているの。回答をズバリ伝えることも音声検索においては重要。例えば、「日本の人口は?」と音声検索をしたら、ページのタイトルと最初の段落を読み上げるかもしれないわね。もちろん、記事そのものの質が高いことは大前提よ?

さちこ先生SEO 管理ツール さちこ先生

簡潔に、簡潔に。でも質は意識して……。ふむふむ。

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

最後にGoogleアシスタントのアクション対応についても大事。

レシピやニュース、ポッドキャストなどのコンテンツは音声アクションに対応することができるわ。こういった機能を利用することも音声検索対応には効果があるわね。ちなみにアクションに対応するには、構造化データが実装されているという条件があるわ。さらにAMP ページで発行されていることも条件よ。

さちこ先生SEO 管理ツール さちこ先生

音声検索に向けたSEO施策をおこなおう!

以上、音声検索におけるSEOについて見てきました。一筋縄にはいかない音声検索のSEO。ただし、今のうちに動いていくことによって、競合他社と大きな差をつけることができるでしょう。もちろん基本的なSEO施策をしっかりおこなっていることが大前提です。まずはサイト改善をしっかりおこなっていきましょう。

そして、そんなときにおすすめなのが、SEOファシリテーションツール「seoLOUNGE」です!
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