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セッションを分析してユーザー導線を設計しよう!

さちこ先生。職場で「マイマイの作ったサイトってなんだか回遊しにくいよね」と言われてしまいました。。。回遊しにくいっていうのはどういうことでしょうか?

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

それはサイト内においてスムーズな導線設計ができていないってことね。いくらサイトの訪問数が増えてきていても、離脱するユーザーが多かったり、CV数が少なかったりしていたら勿体ないわよね。

さちこ先生SEO 管理ツール さちこ先生

はい。どうすればいいですか?

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

方法はたくさんあるけど、例えばGoogleアナリティクスの行動フローを使ってセッションを分析してみるといいわよ!

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セッション分析=ユーザーの動きを知ること

まず、セッションとは、ユーザーがサイトに訪れてから出るまでのこと。セッション分析はその動きを知ることなの。当然だけど、サイトに訪問したユーザーの動きはそれぞれ違うでしょ?

例えば、1つのページをじっくり見るユーザーもいれば、多くのページを見るユーザーもいるわけ。その理由はなんでだと思う?

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う~ん……。そもそもサイトに訪れた目的が違うから?

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

そのとおりよ!

例えば、家具を扱っている通販サイトであれば、「テーブルを買う」や「家具のブランドを知る」、「家具の値段を知る」といったような目的があるでしょう。サイトに訪れたユーザーは、それぞれの目的に合わせた動きをするの。そして、この動きを知ることがセッション分析ってわけ。

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なるほど!よくわかりました!

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

まずは行動フローを見てデータを集めよう!

まずはデータを集めることから。基本的にユーザーの動きを知りたいときにはGoogleアナリティクスを使うわ。Googleアナリティクスについては以下の記事もチェックしてね。

Googleアナリティクスの登録・設定はどうすればいいの?
Googleアナリティクスはどうやって使うの?

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GAですね。もちろん知ってますよ!

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

行動フローは見てる?

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いっ、いや……見てません。。。

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

行動フローは、Googleアナリティクスの「行動」⇒「行動フロー」から見ることができるから確認してみてね。

行動フロー

これが実際の画面になるの。簡単に説明すると、「ユーザーがどのページからどのページに遷移したか」という動線を知ることができるわ。

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ふむふむ。ユーザーの動きが視覚的に理解できるってわけですね!

……あっ、でもどんなところに注目して見ればいいかわかりません。

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行動フローを見るときにはココに注目!

行動フローで見るべきポイントは……

■各ページから何%のユーザーが次のページに遷移しているか?
■どのページからどのページへの遷移が多いか?
■CVまでの動線で最も多い行動フローはなにか?
■開始ページに戻ってしまっているユーザーはいないか?

などがあるわ。

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なるほど!導線設計がきちんとできていなければ、次のページに遷移せずに離脱してしまうし、CVにも繋がらないってわけですね。確かにこのデータは役に立ちます。自分のサイトの情報がこうして詳細にわかるのはうれしいです!ありがとうございました!

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

ちょっと待って!データ収集だけで終わってしまっては駄目よ。大事なことは、ここで収集したデータをどのようにしてサイトの改善に繋げるかってこと。

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そうでした……。今のままじゃユーザーの行動をただ知っただけですもんね。

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

正しい導線設計をおこないましょう!

セッション分析について理解できたら、検証データを活用して正しい導線設計をおこないましょう。この際に導線設計の目的をきちんと理解しておくことが大事!なんだと思う?

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えっと……まずは回遊してもらうこと。そして最終的にCVしてもらうこと!

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そうね!サイトに訪れたユーザーを最終的にCVまで導くことよね。

CVについては業界や業種によってさまざまよね。例えば、ECサイトであれば「商品購入」をCVとしていることが多いでしょう。

……ということは商品購入までの導線をスムーズにしてあげることが重要ってわけ。

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はい!でもどうやって導線は作ればいいのでしょうか?

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じゃあここで例を出すわね。以下のようなユーザー動線のデータがあったとしたら、どのようなことが考えられる?

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CV数

う~ん……まずBページは魅力的ってことですかね。だってそこからのCVが多いから。

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

そうね。このデータを見て最初にわかるのは、「Bページは見せるべきページ」ということ。それはBページからCVに繋がっている件数が最も多いからね。

こういったデータから「AページやCページではなく、Bページにユーザーを導いたほうがCVの可能性が高くなる」という仮説が立てられるの。

さちこ先生SEO 管理ツール さちこ先生

それじゃあBページを見てもらうためにはどうすればいいですか?

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

その方法は色々あるんだけど、1番簡単なのはリンクを目立たせることね。

AページにはBページへのリンクを設置しているわけだけど、アンカーテキストやリンクバナーのサイズは大きいほうがクリックされる数は増えるでしょう。もちろんただ大きくすればいいってものではないけどね。このほか、Bページに誘導するような訴求文を追記することも大事よね。

さちこ先生SEO 管理ツール さちこ先生

なるほど!

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

こういった方法でAページからBページに訪れるユーザーを増やすってわけ。そして、Bページの流入数を増えることによって、ようやくさっきの仮説が正しいかどうかを検証できるの。もちろんBページに遷移するユーザーを増やしたことによってCVが下がってしまうケースもゼロではないわ。

さちこ先生SEO 管理ツール さちこ先生

ユーザーの動きに絶対はないってことですね?

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

そう。だからこそ常に仮説を立てて、検証を繰り返すことが大事なの。それがサイト改善において忘れてはいけないスキームよ。

さちこ先生SEO 管理ツール さちこ先生

はい!セッション分析をしてサイト改善に向けて頑張りますね!

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

セッションを分析ならコレがおすすめ!

セッション分析についてご理解いただけましたでしょうか。セッション分析は今回ご紹介した導線設計のみではありません。さまざまな視点からユーザーのセッションを検証・分析することが大事なのです。

「どうやって検証すればいいかわからない……」
「分析した後にはどうやってサイト改善に繋げればいいの?」

ご安心ください。その際におすすめなのが、SEOファシリテーションツール「seoLOUNGE」です!
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