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UX(User Experience)の2大要素

さちこ先生、サイトのUX(User Experience)改善をしていきたいんですが、UXの改善って何から取り組めばいいんでしょうか?ユーザー目線で自分が直したいところから手をつける、そんなやり方で大丈夫でしょうか?

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

UX改善はWeb担当者の大事な業務。
マイマイはもうわかっていると思うけど、そもそもUXって簡単に考えられるものじゃないの。UXとは直訳すると“ユーザー体験”だけれど、“サイトページがユーザーに与えられる高付加価値”と考えるといいわ。だから、UX改善はその付加価値をどれだけ高められるかが大切なの。

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なんだか私が考えていたUX改善よりも壮大ですね…

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そうよ。たまにUI(User Interface)とUXを混乱してしまっている人もいるけれど、UIはUXの一部だし、UXの改善って本当に幅広いの。UX改善は情報内容度情報提供度、この2つの要素からアプローチしていくといいわ。

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①情報:事業内容、サービス内容、文章内容 等

え、事業やサービスから見直す必要があるってことですか?

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そう。例えば企業サイトなら事業サービス自体だし、Webマガジンなら記事内容、レシピサイトならレシピ情報自体の見直しが必要よ。だってそのサイトページの情報や提供するサービスが良くないものだったら、ユーザーにとって価値のある情報にはならないじゃない。

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確かにそうですね…。じゃあ、Web担当者がサービス自体を見直す必要があるってことですか…?それってもはやWeb担当の領域じゃないような…

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

そうよ。本来UXを見直すということは、そういうことなの。Web担当だからと捉われずに考えてみれば、サービス自体の改善点も見えてくるはずよ。あともう1つは、Webサイトの文章内容。

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テキストは私でもすぐに反映できそうです!

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そうかもしれないわね。サイトによってあるべき内容は変わってくるけれど、企業サイトの場合は自社サービスの案内に特化してしまいがち。運営者が伝えたい内容だけではなくて、ユーザーが何を知りたいかを考えて見直すのよ。

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はい、改めて見直します!

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②情報提供度:ページの読み進めやすさ、表示速度、UI(デザイン、構成、設計) 等

情報そのものの見直しとともに重要なのが、その情報をWebサイトでどう提供しているか。サイト内の回遊しやすさや、サイトページの表示速度にストレスは無いか、UIの見直し 等…、情報提供度についても改善しようと思えばいくらでも挙げられるわね。

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そうですね…私が考えていたUX改善って情報提供度のことだったみたいです…!サイトの使い勝手の良さを上げればいいと思っていました。

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

マイマイが考えていたのはユーザビリティ改善ね。ユーザビリティもUIと同じく、情報提供度の要素の一つ。UX改善には、情報内容度と情報提供度どちらも見直しが必要だということを認識してね。

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UX改善のためのアプローチ方法

さちこ先生、UXが何かはよくわかりました!それで、UXを改善するためには何から始めればいいんでしょうか?

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UX改善のためのアプローチ方法をいくつか紹介するから、マイマイのサイトの場合どの方法が良さそうか考えてみて。

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情報内容度の見直し:3C分析

まず事業サービス自体やWebサイトのコンテンツ自体を分析したいなら、3C分析をしてみると分かりやすいと思うわ。

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ux01

Customer・Competitor・Companyの要素それぞれの強み・弱みを考える分析方法ですよね!

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そう、これは事業サービスの見直しはもちろん、コンテンツの分析の際にも使えるの。自社サイトのコンテンツ・競合サイトのコンテンツ・ユーザーが求めているもの、という視点から分析するのよ。

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情報提供度の見直し:ヒューリスティック分析

次に、情報提供度の見直しをする方法として有名なのはヒューリスティック分析。ヒューリスティック分析とは、経験則に基づいてWebサイトを確認し、サイトの課題点を発掘する分析方法よ。比較的少人数で行うことができて、分析にも時間がかからないのが特徴ね。
ヤコブ・ニールセンが考えた下記の10原則に従って自社サイトと競合サイトをチェックすると、サイトの強み・弱みが見えてくるはず。

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「ヤコブ・ニールセンのユーザビリティ10原則」
参照元:10 Usability Heuristics for User Interface Design

1 システム状態の視認性(Visibility of system status)
 ユーザーがシステムの状態を目で見てわかる。
 例)「50%読み込み中」の表示 等

2 システムと現実世界の親和性(Match between system and the real world)
 専門用語ではなく、現実世界で使われている言葉が使用されている。

3 ユーザーのコントロール性・自由度(User control and freedom)
 ユーザーが操作エラーを起こした際に、操作がしやすい。
 例)「1つ前に戻る」機能 等

4 一貫性・標準化(Consistency and standards)
 同じ機能であれば名称やデザインに一貫性を持たせ、ユーザーの混乱を招かない。

5 エラー防止(Error prevention)
 操作エラーをしづらいデザインになっている。

6 記憶を必要としない認識しやすさ(Recognition rather than recall)
 ユーザーが情報を記憶しなくてもいいように、見ただけでわかるデザインになっている。

7 柔軟性・効率性(Flexibility and efficiency of use)
 新規ユーザー/リピーターそれぞれが操作しやすいデザインになっている。
 例)初心者向けの「使い方ガイド」、リピーター向けの「おすすめページ」 等

8 最小限の美しいデザイン(Aesthetic and minimalist design)
 不要な情報や機能を含まないシンプルなデザインになっている。

9 ユーザーによるエラー認識・診断・回復のサポート(Help users recognize, diagnose, and recover from errors)
 エラーの原因・解決策がわかりやすく記載されている。

10 ヘルプ・ドキュメント(Help and documentation)
 ユーザーが検索・確認がしやすいヘルプ・説明文書が用意されている。

へーこんな原則があるんですね…!確かにWebサイトを見ていてエラーになってしまった時って、そのサイトのユーザビリティが試される時ですね。

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

そうね。
ただ、ヒューリスティック分析は確認する人の経験則に頼った方法なの。だからマイマイ一人で分析を行うと、気づきが限られてしまう可能性があるわ。Webに詳しい人にも声をかけて、複数人で分析をするのがおすすめよ。

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私も結構Webサイトはいろいろ見ているつもりですよ…!でも、先輩にも声をかけて一緒にやってもらいます!

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情報の見直し:ユーザビリティテスト

あとは、ユーザビリティテスト。これはターゲット層にWebサイトについて調査をする方法。

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アンケート調査ですね!

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そう、この場合気をつけなきゃいけないのがテスト項目を絞ること。せっかく調査をするからといって詰め込みすぎることはできないわ。ユーザーが答えてくれなきゃ成り立たないアプローチ方法だから、確認事項を明確化した上で実施してね。

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わかりました!テスト期間が必要だけれど、ユーザー動向も一緒に知れるのは良さそうですね~。

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情報の見直し:解析ツール(ヒートマップツール・EFOツール・LPOツール 等)

最後に紹介するのが解析ツールを利用する方法。ヒートマップツールとかマイマイも見たことあるわよね?

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はい、もちろんです!Webページでユーザーがよく見ている範囲を色の濃さで示してくれるツールですよね。

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そう。他にもエントリーフォームでの離脱率等を可視化してフォームを最適化するEFO(エントリーフォーム最適化)ツールや、ランディングページの内容を入れ替えて検証をするLPO(ランディングページ最適化)ツール等があるわ。

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ツールを入れれば、サイトのどこにユーザーがストレスを感じるポイントがあるかわかりそうです!

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ただ、解析ツールはあくまで自社サイトの改善のために導入するものだから、ヒューリスティック分析やユーザビリティテストと違って、競合比較が薄くなってしまいがちなの。

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確かに…自分のサイトを改善するのはもちろんだけれど、他のサイトもチェックしないとですね!

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検証をするには仮説が不可欠

ここまでUX改善のためのアプローチ方法を紹介したけど、こういった検証をするには、仮説があるのが大前提。

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む…検証をする前に、仮説が考えられていないとダメなんですね…

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

そう。Webサイトで言うと、“ターゲットユーザーが想定できているか”
例えば、お年寄り向けのサイトであればフォントサイズは大きい方がいいわよね。専門家向けのマニアックなサイトであれば、専門用語を使って書かれた文章の方が回りくどくなくて好まれるし、逆に初心者向けのサイトであれば専門用語もわかりやすく説明してくれていないと意味がわからないでしょう?

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なるほど…私のサイトはどうあるべきかという仮説が無いと、ユーザーに高付加価値を与えられているかも測りようがないってことですね…!

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その通りよ、マイマイ!
ターゲットユーザーを具体的に想定する手法の一つに、“ペルソナ手法”というものがあるわ。自分たちのサイトページを届けたい対象者を、○○な人という漠然とした範囲ではなくて、具体的な一人に想定をするの。これを行うことで、その対象者が満足してくれるサイトページはどんなものかが具体的に考えやすくなるのよ。

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ペルソナってよく言うけれど、UXを考えるときにも使える考え方だったんですね!

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

そう。ペルソナは年齢・性別・住んでいる地域・趣味嗜好はもちろん、よく見るTV番組や好きなブランド、恋人の有無等、とにかく細かく想定をするのがポイントよ。

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さちこ先生、ありがとうございます。すごく勉強になりました!

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

ただ、私のサイトがどうあるべきかという仮説は立てられるけれど、検証ってもっとわかりやすく進められたりしませんか…??サイト全体から課題を発見して改善するって、大がかりすぎて…
どのページが改善の余地があるかがわかった方が進めやすいと思うんですけど…それに、検証後に改修をしたとしてどれくらいUXが改善できるかもわかったらいいのに…

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

う~ん…。UXって今話した通り定量的なものじゃないから、そう言われても難しいのよ。

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でも、、、seoLOUNGEのこの機能を使えば、そのUXも可視化しやすくなるの…!

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