Googleアナリティクスはどうやって使うの?


Googleアナリティクスはリアルタイムも含めて、下記5つの機能に分かれているの。
それぞれの機能ごとに項目が細分化されているんだけれど、今回は初心者のマイマイ向けに各機能の“概要”の確認方法について紹介していくわね。


はい、よろしくお願いします!


①リアルタイム(リアルタイムの訪問・コンバージョン状況等の確認)
はい、リアルタイムで私のサイトを見ている人がいるってわかるのは嬉しいですね♪コンバージョンの発生状況も確認できるんですね。


そう。コンバージョンの他にイベントトラッキングも確認できるんだけど…この話は長くなるから今度改めてするわ。


②ユーザー(サイトに訪問したユーザー数ページビュー数 等の確認)
ユーザー機能の概要では、指定した期間に対象サイトに訪問をしたユーザー数・セッション数・ページビュー数・平均セッション時間・直帰率などが確認できます。
グラフ右上にある期間表示をクリックし、データ確認した期間を選択してください。
また、グラフ左上にある「ユーザー▼ 対」をセッション・ページビュー数などに選択し直す(もしくはグラフ下のユーザー・新規ユーザー・セッションなどを直接クリックする)ことで、グラフ表示の数を変えることができます。
しっかり覚えているわね♪
ユーザーの数だけではなくて、ユーザーの内訳が初めてサイトに来た新規ユーザー(New Visitor)なのか、それともサイトに再訪をしたリピーター(Returning Visitor)なのかもわかるの。


円グラフでユーザーの割合も出してくれているんですね。あとは、直帰率も確認できますよね。


そう、直帰率やページビュー数はこの後紹介する行動機能のページでも確認できるから覚えておいて。


③集客(サイトへの集客チャネル 等の確認)
集客機能の概要では、Webサイトに訪れたユーザーの集客チャネル(集客経路)を確認できます。
集客チャネルって英語で書いてあるんですね…それぞれどういう意味なんでしょう?


集客チャネルの定義
- Organic Search(オーガニック検索):Google・Yahoo!などの自然検索からの流入
- Paid Search(有料検索):検索連動型広告からの流入
- Display(ディスプレイ広告):ディスプレイ広告からの流入
- Social(ソーシャルメディア):Twitter・Facebook・InstagramなどのSNSからの流入
- Referral(参照元サイト):他のWebサイトからの流入
- Direct(ノーリファラー):URLを直接入力する・ブックマーク・アプリ・QRコードなどからの直接流入
- Email(メール):メールマガジンなどのEメールからの流入
- Other(その他):上記のどれにも分類されない流入(パラメーター設定のミスなどで起こることが多い)
チャネルの定義はしっかり覚えてね!
マイマイがSEO担当として、サイト全体の流入のうち一般検索からの流入の割合を見たい場合は。Organic Searchを確認するのよ。


まさにそう!Webサイト全体の流入状況をGoogleアナリティクスで確認した上でGoogle Search Consoleを確認すれば、リスティング広告との相関性などにも気付きやすくなるわ。


リスティング広告との相関性…?


リスティング広告を出稿しているキーワードの場合、自然検索結果の枠に表示されていてもリスティング広告の方をクリックしてサイトにたどり着く人もいるはずなの。その場合、Google Search Console上ではそのクエリに対するCTRが下がることもあるっていうわけ。


なるほど…クエリに対するCTRは自然検索の枠の中の順位やタイトル・スニペットで変わると思っていたけど、自社のリスティングが影響する場合もあるんですね…!


④行動(ページ別のPV数・滞在時間・直帰率・サイト内の行動フロー 等の確認)
行動機能の概要では、ページビュー数・ページ別訪問数・平均ページ滞在時間・直帰率・離脱率とページビュー数が多い上位10ページが確認できます。
また、行動機能の行動フローでは、Webサイトに訪れたユーザーの行動を確認できます。
ページビュー数が多いページ以外に、各項目でディレクトリ単位・ランディングページ別・離脱ページ別などでもPV数や滞在時間・直帰率・離脱率は見ていけるわ。


なるほどー行動の機能は、サイトの内部改善をするヒントを見つけられそうですね。この機能も概要以外にも詳しく見てみます!


行動フローでは、流入(ランディングページ)から離脱(離脱ページ)までのセッション別の行動フローを見ることができます。
このページは面白いですね!ユーザーがどういう順番で私のサイトを辿っているかがわかるんですね。


サイトの導線見直しをしたいときにも参考になるはずよ。


⑤コンバージョン(コンバージョンの完了数・コンバージョンまでのフロー 等の確認)
コンバージョン機能の目標>概要では、コンバージョンに対する完了数・コンバージョン率・放棄率 等を確認できます。
マイマイ、コンバージョンが何かはさすがにわかるわよね…?


はい、私の担当している会社のサイトにも設定されていますもん!
ECサイトなら商品購入や会員登録、求人サイトなら求人応募や問い合わせ、学校なら資料請求数や問い合わせ数などの成果のことですよね。


そう!CVと略したりするわね。
コンバージョンの機能では、目標として設定したコンバージョンの完了数及びそのためのフローを確認できるの。


ちなみに、私のサイトにもコンバージョンの目標設定をしたいんですが、どうやってやれば…


マイマイ、まずは自分で調べてみて!今度コンバージョンの設定についてもきちんと説明してあげるから。


はーい…


さちこ先生、ひとまずありがとうございました!これでGoogleアナリティクスの基本はばっちりです!各機能の見方は分かったのでコンバージョン以外にも詳細項目も自分で確認してみます。


今回紹介したのはまだまだ序の口。Googleアナリティクスを使ったサイト分析はまだまだ奥が深いから、いろいろなページを見てみてね。


Googleアナリティクスよりも簡単にSEO検証をしたいなら…
Googleアナリティクスの使い方についてご理解頂けましたでしょうか?
さちこ先生の言う通り、Googleアナリティクスの機能はまだまだたくさんあります。
ただ、『使いこなせる気がしない…』『流入状況を確認するので精いっぱい…』『データ確認に時間を取られたくない…』という方も多いのではないでしょうか。
Googleアナリティクスを見るのに、何日も時間をかけるわけにもいかないですよね。
そんな方には、SEOツール『seoLOUNGE』がオススメです。
seoLOUNGEは、ツールの裏側にいるプランナー(人)があなたのサイトに合わせて指示をしてくれるツールです。
また、SEOを進めている上での疑問や相談ができる窓口機能もあるため、一人で課題を抱え込む必要はありません。
詳しい機能や使い方を紹介しているので、下記ページより是非確認してみてくださいね!
関連記事
隠しリンクとは、Webページ内において、「ユーザーの目には見えない(見えにくい)けど、検索エンジンのクローラーだったら理解できる」というかたちでリンクを埋め込むスパム行為です。ここではそんな隠しリンクについて解説します。
「SEOについて知りたい!」と思うのであれば、SEOに関連する資格を取得するのも1つの手段です。知識を体系的に学べたり、SEOの基礎を学べたりします。こういった資格を通して体系的に基礎知識を学んだ上で、最新のSEOに触れることでよりステップアップできるはず!ここではSEOに関連する資格について見ていきます。
SEO効果を考えるうえでタイトル(titleタグ)の付け方は非常に重要です。例えば、ページの内容を簡潔に伝えるタイトルにしたり、タイトル内に施策キーワードを入れたりしたほうがよいでしょう。ここではSEOにおける効果的なタイトルの付け方について見ていきます。
アンカーテキストとは、他のWebページへリンクする際に表示する文章のことです。ユーザビリティの観点から考えても、SEOの観点から考えても非常に重要になりますので、リンク先の内容がすぐに理解できるように正しく設置しましょう。
よく読まれている記事
まだデータがありません。
さちこ先生!自分のサイトをGoogleアナリティクスに登録したので、早速データの確認をしたいです!Googleアナリティクスでチェックした方がいい機能を教えてください。