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Googleアナリティクスのセグメントって?

さちこ先生、Googleアナリティクスのデータを分析する際にセグメントが便利だと聞きました。確かにいろいろなページに“セグメントを追加”というボタンがあるのを見ますが、セグメントってどう活用するんでしょうか?

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

そうね、この間Googleアナリティクスの基本的な使い方を教えたけれど、セグメントを使うと見たいデータを絞り込むことができるようになるの。

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絞り込み…?

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

そう。セグメントってもともと”部分”や”区切り”という意味を持つ単語なの。セッション単位やユーザー単位でアナリティクスのデータを絞り込むことが出来たら、便利だと思わない?

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えーっと…いまいちイメージ出来ていません…どんな風に絞り込めるんでしょうか?

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

セグメントを使用すれば、新規ユーザーに閲覧されているページとリピーターに閲覧されているページの違いや、コンバージョンが達成されたセッションの上位ランディングページ等、より細かくデータを確認することができるの。
まずは、下記のやり方でセグメントを使ってみて。

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セグメントの追加方法

① 情報を絞り込みたいページで、画面上部の「セグメントを追加」をクリック
Googleアナリティクスセグメント設定画面①

② セグメント名をチェックし、「適用」ボタンをクリックします。
Googleアナリティクスセグメント設定画面②

③ セグメントした項目の数字・グラフ項目が表示されます

セグメントの削除方法

追加したセグメント右上の「V」マーク→「削除」をクリックすれば、セグメントが解除されます。
Googleアナリティクスセグメント削除画面

ユーザー属性(年齢・性別)・地域・デバイス等で絞り込むことができるから、条件の設定方法は何百通りにもなるのよ。下記のような条件であれば、元々Googleアナリティクスに設定されているからすぐに使うことができるわ。

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Googleアナリティクスにデフォルトで設定されているセグメント

  • コンバージョンが達成されたセッション
  • コンバージョンに至ったユーザー
  • コンバージョンに至らなかったユーザー
  • サイト内検索を実行したユーザー
  • リピーター
  • 新規ユーザー
  • シングルセッションユーザー
  • 直帰セッション
  • 直帰以外のセッション
  • 有料のトラフィック
  • 自然検索トラフィック 等

マイマイのようなSEO担当者だったら、自然検索トラフィックのセグメントが使いやすいかしら。全体のトラフィックの内、自然検索からの流入がどれだけあるかが確認できるわよ。

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そうなんですね…!いちいち参照元からオーガニックの値を確認していました…

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

カスタムセグメントの作り方

それにしてもGoogleアナリティクスって、こんなにいろいろな条件で絞り込みができるんですね…!デフォルトで設定されている以外のセグメントをオリジナルで作りたい場合はどうすればいいんでしょうか?

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

自分でイチからセグメントを設定したい場合は、“カスタムセグメント”を作るのよ。

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カスタムセグメントの作り方

「セグメントを追加」をクリック後、赤いボタンの「新しいセグメント」をクリックし、
希望条件にチェックもしくは入力をし、「保存」します。

Googleアナリティクスカスタムセグメント設定画面

似たような条件のカスタムセグメントを追加したい場合は、セグメント一覧からアクション→コピーをクリックし、既存のセグメントから複製をすると便利。その場合は、セグメント名及び条件の変更を忘れずに行ってね!

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わかりました!条件を選ぶ際に“含む”とか“完全一致する”とか、いろいろな条件があるんですが、これはどうやって選べばいいんでしょうか?

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

そうね、カスタムセグメントの条件を設定するときは、完全一致と部分一致の概念を理解した上で設定してみて。

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完全一致と部分一致の違い

例)言語欄に「en-us(アメリカ英語)」を入れた場合

完全一致
・完全一致:言語が「en-us」の場合のみ

部分一致
・含む:言語がen-usを含んだ場合
・先頭が一致:enが一致した場合
・最後が一致:-usが一致した場合

わかりました!早速ちょっと試してみますね!

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

うーん……。さちこ先生、カスタムセグメントで参照元をGoogleに設定していろいろと見ていたんですが、Google Search Consoleの数と比べると、同じ期間でも数値が一致しません。何ででしょう?設定間違えていますか?

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

どれどれ…設定は問題無いわよ。
GoogleアナリティクスとGoogle Search Consoleで値が異なるのは、そもそも計測の仕方自体が違うの。だから、基本的にGoogleアナリティクスの数字の方が大きくなってしまうのよ。

さちこ先生SEO 管理ツール さちこ先生

ほうほう…

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

一例を挙げると、Googleアナリティクスは、direct(直接URLを打ち込んだ場合やブックマークから流入した場合)からの流入の場合、前回の流入チャネルを引き継いでしまうの。
1回目はGoogle検索から流入をして、2回目にはブックマークから流入をしたとしても、2回目はGoogle検索からの流入としてカウントされてしまうってわけ。こういったように必ずしもGoogleアナリティクスとGoogle Search Consoleの数値が一致するとは限らないの。

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へーそうなんですね、知らなかったです!そんな違いがあるとは…
やっぱり、Google検索のデータだけならGoogle Search Console、自然検索全体や他の流入チャネルを確認したいときはGoogleアナリティクスと使い分けた方がよさそうですね。

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

そうよ。そのツールの各項目の数値がどういった計測方法や条件でデータを算出しているかは常に把握することが重要よ。

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セグメントの話に戻るけど、イチから作る以外にも、“新しいセグメント”の横にある“ギャラリーからインポート”から、世界中で共有されているセグメントを利用することもでるし、“セグメントを共有”で自分が作ったセグメントを共有することもできるわよ。
ただし、インポートする際は、自分のアナリティクスに適用しても問題無い条件か確認をした上で追加にしてね。

さちこ先生SEO 管理ツール さちこ先生

えー!もっと早く言ってくださいよー!カスタムセグメント作るのに苦労したのに…

マイマイSEO担当者 新人 マイマイ

いいじゃない!これでギャラリーから探さずに自分でも作れるようになったでしょう!実際にやってみることが大事よ~

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Googleアナリティクスよりも簡単にサイトの課題を確認したいなら…

Googleアナリティクスのセグメント方法について理解頂けましたでしょうか?
セグメントを使用することによって、サイトの細かいデータ検証がしやすくなります。

しかし、各ページの良い・悪いはわかっても
結局サイト全体の集客状況が良くなっているのか・悪くなっているのかわからない…』という方もいるのではないでしょうか。
サイトに詳しい担当者様だからこそ、根本の課題に気付きづらいこともあると思います。

そんな方には、SEOツール『seoLOUNGE』がオススメです。

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